ゲームの動（うご）きを変（か）えてみよう

プロジェクトを変更（へんこう）して動（うご）きなどを変（か）えてみたり、機能（きのう）を追加（ついか）してみたりしましょう。

設定（せってい）の変更（へんこう）

マスの数を減（へ）らす

• 変更（へんこう）するスプライト：
• がクリックされたときに以下（いか）のように変更（へんこう）すると、 1辺のマスの数を8から4に減（へ）らすことができます。
  

マスの数を減（へ）らす

• 変更（へんこう）するスプライト：
• がクリックされたときの、 以下（いか）の部分（ぶぶん）の「1辺のマスの数を8から16に増（ふ）やします」を変更（へんこう）します。
  
  また、そのままだとはみ出してしまうので、以下（いか）のようにも変更（へんこう）します。
  
  そうすることで、以下（いか）のようにマスの大きさを半分にした状態（じょうたい）です。
  

ゲーム開始から終了までを自動的（じどうてき）に再現（さいげん）する機能（きのう）を追加（ついか）する

• 対戦中（たいせんちゅう）に石を置（お）いた順番（じゅんばん）を記憶（きおく）しておきます。
  対戦終了後（たいせんしゅうりょうご）にREPLAYボタンを押（お）されたらREPLAYモードにし、 スペースボタンを押（お）すたびに1つ前の対戦（たいせん）と同じ順番（じゅんばん）で石を置（お）いていくことで開始から終了までを再現（さいげん）します。
  まず新しいスプライトとしてREPLAYボタンとマス-リプレイを追加（ついか）します。

• REPLAYボタン
  新しいスプライトとしてREPLAYボタンを追加（ついか）します。
  
  上記の赤丸部分（ぶぶん）をクリックしてスプライトライブラリーを開（ひら）き、Button2を選択（せんたく）します。
  
  通常（つうじょう）の対戦時（たいせんじ）とリプレイ時のコスチュームを作ります。
  

• マス-リプレイ
  マスの複製（ふくせい）を作り、そのスプライトの名前をマス-リプレイにします。
  

次に通常（つうじょう）の対戦（たいせん）をおこなう処理（しょり）の中に1手ずつの履歴（りれき）を保存（ほぞん）する機能（きのう）を追加（ついか）します。

• マス
  すべてのスプライト用のリスト履歴（りれき）-マスを作ります。
  
  初期化（しょきか）に以下（いか）を追加（ついか）します。
  
  以下（いか）が変更（へんこう）後のスクリプトです。
  
• このスプライトがクリックされたときに を追加（ついか）します。
  履歴（りれき）にはどちらのターンであるかの情報（じょうほう）も含（ふく）むので必ず よりも前に追加（ついか）します。
  以下（いか）が変更（へんこう）後のスクリプトです。
  
• リプレイ開始を受け取ったときのスクリプトを追加（ついか）します。
  
  このスクリプトではリプレイ開始 を受け取ったら（リプレイモードになったら）、表示（ひょうじ）中のクローンをすべて削除（さくじょ）しています。

REPLAYボタンにスクリプトを追加（ついか）します。

• REPLAYボタン
  がクリックされたとき（通常（つうじょう）の対戦（たいせん）を開始するとき）には ボタンを表示（ひょうじ）する座標（ざひょう）を設定（せってい）し、通常（つうじょう）の対戦時（たいせんじ）のコスチュームにします。
  このスプライトがクリックされたとき （リプレイを開始するとき）にはリプレイ時のコスチュームにし、 リプレイ開始 を送ります（マスとマス-リプレイが受け取ります）。
  
  

マス-リプレイのスクリプトを変更（へんこう）します。

がクリックされたとき

• 
• • 説明（せつめい）

  • 非表示（ひひょうじ）にします。クローンではなくオリジナルであることがわかるように クローン?をnoにします。

初期化（しょきか）

• 
• • 説明（せつめい）

  • 各変数（かくへんすう）、リストを初期化（しょきか）します。

  •  
  • コードの詳細（しょうさい）

  • ターンを1にします。
    現在の手数を1にします。 コスチュームをなしにします。
    マスリストの要素（ようそ）を一旦（いったん）すべて削除（さくじょ）します。
    仮想（かそう）の盤面（ばんめん）のマスの数だけマスリストに0を追加（ついか）します。

リプレイ開始を受け取ったとき

• 
• • 説明（せつめい）

  • 並（なら）べられているマス（クローン）を一旦（いったん）すべて削除（さくじょ）し、通常（つうじょう）の対戦（たいせん）と同じような形で配置（はいち）します。

  •  
  • コードの詳細（しょうさい）

  • クローンであれば（クローン?＝yesならば）削除（さくじょ）します。

    初期化（しょきか）を実行して各変数（かくへんすう）、リストを初期の状態（じょうたい）にします。（ 初期化（しょきか）の内容はマスの場合と少し異（こと）なります）

    表示（ひょうじ）されていたクローンが一旦（いったん）すべて削除（さくじょ）されてから新しくマスを並（なら）べたいので念（ねん）のため1秒待ちます。

    マスを並（なら）べるを実行して各マスを配置（はいち）します。

    石を中央に置（お）くを実行して盤面（ばんめん）の中央に黒を2つ、白を2つ石を置（お）きます。

    石更新を送ります。

スペースキーが押（お）されたとき

• 
• • 説明（せつめい）

  • 履歴（りれき）-マスリストから順番（じゅんばん）に履歴（りれき）を抽出（ちゅうしゅつ）し、該当（がいとう）するマスに石を並（なら）べていきます。

    スペースキーが押（お）されたときの イベントはオリジナルとすべてのクローンが受け取るので、 履歴（りれき）から取得したマス番号に該当（がいとう）するクローンのみが以降（いこう）の処理（しょり）を実行するようにします。 スペースキーが1回押（お）された時に石を置（お）く処理（しょり）を実行するマスは常に1つだけです。

    実際（じっさい）に石を置（お）いて挟（はさ）んだ石を裏（うら）返す処理（しょり）などは通常（つうじょう）の対戦時（たいせんじ）と同じ処理（しょり）をします。

  •  
  • コードの詳細（しょうさい）

  • 履歴（りれき）-マスリストから 現在の手数に該当（がいとう）する履歴（りれき）情報（じょうほう）を取り出します。

    履歴（りれき）にはその手数の時に石を置（お）いたマスの番号が入っています。 黒の番であればそのままプラスの値（あたい）、白の番であればマスの番号に－1をかけたマイナスの値（あたい）が入っています。

    つまり履歴（りれき）から取り出した値（あたい）の絶対値（ぜったいち）が石を置（お）いたマスの番号となります。

    履歴（りれき）から取り出したマス番号と同じ番号が割り当てられているマス(クローン)のみ、 それ以降（いこう）の処理（しょり）を実行して石を置（お）きます。

    処理（しょり）を実行するマスは1つだけであり、それ以外のマスは何もせずにスクリプトを終了します。

    履歴（りれき）から取り出した値（あたい）がマイナスの場合はターンを－1（白）にし、 プラスの場合はターンを1（黒）にします。

    それ以降（いこう）は通常（つうじょう）の対戦時（たいせんじ）と同じようにして石を置（お）き、挟（はさ）んだ石を裏（うら）返します。

    最後に現在の手数を1増（ふ）やすブロックを追加（ついか）します。

• 削除（さくじょ）するスクリプト
• 盤面（ばんめん）の設定（せってい）
• このスプライトがクリックされたとき

• 変更（へんこう）しないスクリプト
• マスを並（なら）べる
• 石を中央に置（お）く
• クローンされたとき
• 石更新（こうしん）を受け取ったとき
• 石を置（お）ける？
• この方向で裏（うら）返せる？
• 各方向を裏（うら）返す
• 1方向を裏（うら）返す
• 黒白(仮（かり）)→確定（かくてい）

以上で変更（へんこう）は完了（かんりょう）です。次のような動（うご）きとなります。

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  通常（つうじょう）の対戦後（たいせんご）にREPLAYボタンを押（お）すとREPLAYを開始します。