ゲームの動（うご）きを変（か）えてみよう

プロジェクトを変更（へんこう）して動（うご）きなどを変（か）えてみたり、機能（きのう）を追加（ついか）してみたりしましょう。

設定（せってい）の変更（へんこう）

ゲーム開始時の元気の数を増（ふ）やす

• 変更（へんこう）するスプライト：
• 初期化（しょきか）の
  
  の「2」を他の数字「3」や「4」などにします。

カニが横に動（うご）く速さを変（か）える

• 変更（へんこう）するスプライト：
• 初期化（しょきか）の
  
  の「6」を他の数字にすれば速さが変（か）わります。
  数字を大きくするほど速くなります。

カニのビームの速さを変（か）える

• 変更（へんこう）するスプライト：
• スペースキーが押（お）されたときの
  の「10」を他の数字にすれば速さが変（か）わります。
  数字を大きくするほど速くなります。

鬼（おに）の落ちる速さを変（か）える

• 変更（へんこう）するスプライト：
• がクリックされたときの
  
  5を他の数字にすれば速さが変（か）わります。
  数字を大きくするほど速くなります。
  同じようにしてフルーツやハートの落ちる速さも変（か）えることができます。

鬼（おに）の落ちる速さの差を変（か）える

• 変更（へんこう）するスプライト：
• 落ちる時の動（うご）きを決めるの
  
  の2を他の数字にすれば落ちる速さがとりうる値（あたい）の幅（はば）が変（か）わります。
  (もっとも遅（おそ）い時ともっとも速い時の差が大きくなります。)

カニのビームを3方向に発射（はっしゃ）する

「カニのビーム」で3つのクローンを作って、 「－20度」、「0度」、「20度」の3つの方向に動（うご）くようにすることで3方向に発射（はっしゃ）されるようになります。

• スペースキーが押（お）されたとき のコードを以下（いか）の様に変更（へんこう）します。
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• 
•  
• それぞれのクローンの向き を「－20度」、「0度」、「20度」にしています。

• 
• • 説明（せつめい）
  • 左のコードを追加（ついか）します。
  •  
  • コードの詳細（しょうさい）

  • このスクリプトの中でビームを動（うご）かすのですが、 y座標（ざひょう）を10ずつ変（か）えるではなく 10歩動（うご）かすを使用しています。

    クローンをつくる際（さい）にそれぞれ－20度、0度、20度に向けており、 その方向に進むようにするためにそうしています。

    それから、鬼（おに）に触（ふ）れた 場合にこのクローンを削除（さくじょ）するようにしています。

    変更（へんこう）前は撃墜（げきつい）を受け取ったとき に非表示（ひひょうじ）にするという方法（ほうほう）をとっていましたが、 変更（へんこう）後では3つのうちの1つだけが鬼（おに）に当たって鬼（おに）から 撃墜 （げきつい）が送られた場合でも、 残りの2つのクローンもそれぞれメッセージを受け取って処理（しょり）を実行してしまうので、 それを避（さ）けるために方法（ほうほう）を変（か）えています。

    撃墜（げきつい）を受け取ったときのスクリプトは実行されないようにしておきます。 ここで削除（さくじょ）してしまうと元に戻（もど）したくなった場合に新しく作らなければならなくなるので、 削除（さくじょ）するのではなく、下の通りにします。

    から をはずします。

    そうすれば撃墜 （げきつい） が送られてきても何もしなくなります。

    この2つをまた繋（つな）げればもとに戻（もど）ります。

• これで3方向に発射（はっしゃ）されるようになりますが、 実際（じっさい）に動（うご）かしてスペースキーを連打すると3方向に発射（はっしゃ）されなかったり、 動（うご）きが遅（おそ）くなったりする場合があります。
  これはクローンもスペースキーが押（お）されたとき イベントを受け取り、それぞれが処理（しょり）を実行してしまうためです。
  それを防（ふせ）ぐためにクローンはスペースキーが押（お）されたとき イベントを受け取っても何もしないようにします。

• 変数（へんすう）クローン?を作ります。 (必ず「このスプライトのみ」を選択（せんたく）してください。)
• がクリックされたときに を追加（ついか）します。
• クローンされたときの先頭に を追加（ついか）します。
• スペースキーが押（お）されたときの先頭に
  
  を追加（ついか）します。

• これでスペースキーを連打しても問題なく3方向に発射（はっしゃ）されるようになります。
  連射（れんしゃ）の速度をもう少し遅（おそ）くしたい場合は スペースキーが押（お）されたときの 最後の0.1秒待つの時間を長くしてください。

変更（へんこう）後のスクリプトは以下（いか）になります。

新しい敵（てき）（コウモリ）を追加（ついか）する

• 鬼（おに）を複製（ふくせい）し、それを編集（へんしゅう）してコウモリを作ります。
  ご自身で作るのではなく、できあがったものを見ながら手順（じゅん）だけ確認（かくにん）したいという場合は、
  
  をクリックし、「PC」 - 「ドキュメント」 - 「scratch_samples」 - 「sprite」 にある「コウモリ.sprite3」を選択（せんたく）して追加（ついか）してください。

• スプライトの鬼（おに）を複製（ふくせい）します。
  
• 複製（ふくせい）された鬼（おに）2のinfoを次のように変更（へんこう）します。
  
• 鬼（おに）のコスチュームを削除（さくじょ）し、コスチュームライブラリから「bat1-a」、 「bat1-b」を追加（ついか）してそれぞれ「通常（つうじょう）1」、「通常（つうじょう）2」という名前に変更（へんこう）します。
  
• カニのビームが当たった時のコスチュームを追加（ついか）して「ダメージ」という名前に変更（へんこう）します。
  このコスチュームのサンプルをご用意しています。 そちらを使用する場合は をクリックし「PC」 - 「ドキュメント」 - 「scratch_sampes」 - 「sprite」にある「コウモリ-ダメージ.svg」を選択（せんたく）して追加（ついか）してください。
  をクリックしてライブラリから好きなコスチュームを探すこともできます。
  

• コスチュームの「通常（つうじょう）1」の名前を「通常（つうじょう）」にすればこれだけでコウモリも落ちてくるようになります。
  ただし見た目がコウモリに変（か）わっただけであり、鬼（おに）と同じ動（うご）きであるためあまり効果（こうか）がありません。
  コウモリのスクリプトを編集（へんしゅう）して動（うご）きを変（か）えましょう。
  主な変更（へんこう）点は次の3つです。
• 1. 真っすぐ落ちるのではなく、斜（なな）めに落ちるようにします。 画面（がめん）の端（はし）や鬼（おに）、フルーツなど他のスプライトに当たったら跳（は）ね返るようにします。 (移動（いどう）のさせかたもx座標（ざひょう）、 y座標（ざひょう）の値（あたい）を変更（へんこう）するのではなく、 向きと ？歩動（うご）かすを使った形に変更（へんこう）します。)
  2. 鬼（おに）よりも出現（しゅつげん）しにくくします。
  3. 落ちている間は羽ばたくようにします。

緑の旗（はた）がクリックされたとき

• コスチュームを通常（つうじょう）にするを コスチュームを通常（つうじょう）1にするへ変更（へんこう）します。
  大きさを40%から30%へ変更（へんこう）します。
  2秒待つを 10秒待つへ変更（へんこう）します。

出現間隔（しゅつげんかんかく）を決める

• 
• • 説明（せつめい）
  • スコアと出現間隔（しゅつげんかんかく） の関係（かんけい）を左のように変更（へんこう）し、あまり出現（しゅつげん）しないようにします。

落ちる時の動（うご）きを決める

• 
• • 説明（せつめい）
  • 左のコードを追加（ついか）します。これは140度～170度(右下)もしくは －170度～－140度(左下)のどれかにランダムに決定しています。

クローンされたとき

• 
• • 説明（せつめい）
  • 落ちる時の動（うご）きを決める で決定した向きへ移動（いどう）するようにするために 左のように変更（へんこう）します。
    くり返しの中の最後に跳（は）ね返りを追加（ついか）します。

跳（は）ね返り

• 
• • 説明（せつめい）

  • ブロックを新しく定義（ていぎ）し、画面（がめん）の両端（りょうたん）で跳（は）ね返る処理（しょり）、 鬼（おに）、フルーツ、ハートに触（ふ）れたら跳（は）ね返る処理（しょり）を書きます。

  •  
  • コードの詳細（しょうさい）

  • まずもし端（はし）に着いたら、 跳（は）ね返るブロックを置（お）きます。

    次に他のスプライトに当たった時に跳（は）ね返る処理（しょり）を書きます。

    鬼（おに）に触（ふ）れたり、 フルーツに触（ふ）れたり、 ハートに触（ふ）れたりして且（か）つ 跳（は）ね返り中が0であれば 向きに-1をかけて跳（は）ね返る方向にし、 跳（は）ね返り中を1にします。

    跳（は）ね返り中が1である間は再び鬼（おに）、フルーツ、ハートに触（ふ）れても 向きを変（か）えないようにします。

    3つのどれとも触（ふ）れていない状態（じょうたい）になったら 跳（は）ね返り中を0に戻（もど）し、跳（は）ね返ることができるようにします。

    向きを変（か）えた直後はまだ他のスプライトに触（ふ）れているため、 そこでまた向きを変（か）えてしまうと 向きの変更（へんこう）をくり返すだけで そのスプライトから離（はな）れることができなくなってしまいます。

    それを防（ふせ）ぐために他のスプライトから一旦（いったん）離（はな）れるまで 向きを変（か）えないようにしています。

クローンされたとき

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• • 説明（せつめい）

  • クローンされたときをもう一つ置（お）き、そちらで羽ばたく動（うご）きをさせます。

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  • コードの詳細（しょうさい）

  • 0.3秒ごとに通常（つうじょう）1と 通常（つうじょう）2を切り替（か）えています。

    コスチューム #が 3（ダメージ）になったらくり返しを終了します。

    待つ時間を0.3秒よりも短くすれば速く羽ばたき、0.3秒よりも長くすれば遅（おそ）く羽ばたくようになります。

    ちょうどよいと感じる速さに調整してください。

カニのビームに触（ふ）れた

• 倒（たお）した鬼（おに）の数を1ずつ変（か）えるを 倒（たお）したコウモリの数を1ずつ変（か）えるへ変更（へんこう）します。
  倒（たお）したコウモリの数はあらかじめ定義（ていぎ）してあり、 「ステージ」のスクリプトの中で0に初期化（しょきか）しています。
  GAME OVER時に倒（たお）したコウモリの数を表示（ひょうじ）したい場合は「ステージ」の GAME OVERを受け取ったときに 変数（へんすう）「倒（たお）したコウモリの数」を表示（ひょうじ）するを追加（ついか）してください。

変更（へんこう）後のスクリプトは以下（いか）になります。